【ケース別】サイト削除依頼方法|プライバシーの侵害や名誉棄損のサイトを削除したい!

公開されているサイトや記事が原因で、トラブルに巻き込まれていませんか?
今回は「サイト削除依頼方法」について解説します。
結論、サイト削除依頼の方法は、いくつもあります。
自身で行える方法から、弁護士や専門業者に依頼する方法など、削除依頼方法は様々です。
その他に「検索エンジン別の削除依頼方法」についても解説します。
ぜひ、今回の記事を参考に、ネット上のトラブルから、自身を守ってください。
また「検索結果からコンテンツを消す方法」については、こちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
違法・有害サイトは削除可能

インターネット上の、有害サイトや違法サイトの削除は可能です。
とくに、自身の権利を侵害するようなプライバシーの侵害や名誉棄損については、弁護士などから管理者へ削除依頼ができます。
有害サイトや違法サイトについては、総務省でも問題として取り上げられており、対策もされているのです。
具体的な削除依頼方法がわからない場合は「違法・有害情報相談センター」でも相談できます。
違法・有害情報相談センター
違法・有害情報相談センターは、これらのサイトに対して適切な対応を促進する目的で作られました。
関係者等からの相談があれば、対応に関するアドバイスや関連の情報提供を行ってくれます。
また、本人が削除依頼する場合についても、以下のサイトで削除方法が掲載されているので、参考にしてください。
また、違法・有害情報センターでは、以下のような相談が可能です。
氏名、住所などを無断で公開された。
誹謗中傷にあたると思われる書き込みをされた。
自分の写真が許可なく掲載されているので、削除したい。
誹謗中傷を書き込んだ人を特定したい。
プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求書/送信防止措置依頼書がきたが対応方法が分からない。
インターネット上で、AV出演強要や「JKビジネス」等のトラブル(個人情報や動画の掲載または脅迫)にあった。
引用元:違法・有害情報相談センター
必ずしも削除可能なわけではありませんが、インターネット上のトラブルに幅広く対応しています。
相談は無料なので、一度相談してみると良いでしょう。
主なサイト削除依頼方法

サイト削除依頼方法は、主に5つの方法があります。
- フォームから削除依頼
- 弁護士から削除依頼
- ガイドラインに則った削除依頼
- 法的手段による削除依頼
- 技術的な削除対応
第一に行うべきは、自身で管理者へ連絡を取る手段です。
しかし、必ずしも管理者と連絡がとれるわけではないため、いくつかの方法を理解しておくと良いでしょう。
以下で、5つの方法について解説するので、サイト削除依頼を行う際の参考にしてください。
フォームから削除依頼
サイト削除依頼のなかで、最もスムーズな方法は、自身で管理者に連絡をとる方法です。
サイトの中に何かしらの連絡フォームがあれば、そこから管理者に連絡をとってみましょう。
管理者に直接連絡をとれるので、費用もかからなければ、スムーズに削除を行えます。
フォームが設置されていなかったり、連絡しても返事がこなかったりというデメリットもありますが、まずは一度フォームから連絡してみてください。
弁護士から削除依頼

自身で連絡しても対応してもらえない場合は、弁護士に依頼して削除依頼をする方法があります。
弁護士が依頼することで、管理者が危機感を覚えて、すぐに削除してくれる可能性が高いです。
また、削除したいサイトの管理者が大手である場合でも、弁護士からの連絡であれば対応してくれる可能性が高くなります。
ただし、弁護士に依頼するため、当然費用はかかるので、依頼者としてのデメリットもあると言えるでしょう。
ガイドラインに則った削除依頼
サイトや記事などの削除について、一般社団法人テレコムサービス協会が作成したガイドラインがあります。
ガイドラインに従って削除依頼申請をすると、プロバイダ側で削除してくれる可能性があるのです。
手順は、以下のとおり。
- サイトの管理者やプロバイダに依頼書を郵送
- サイトの管理者やプロバイダが本人からの依頼か確認の後、発信者に対してその書き込みの削除の可 否を尋ねる
- 発信者から7日間以内に反論がなければ削除
ただし、依頼書には「侵害されたとする権利」や「権利が侵害されたとする理由」を記入しなければなりません。
法的な知識がないと、適切な記載にならない場合があります。
法的手段による削除依頼

プロバイダ側が、サイトや記事の削除をしてくれない場合は、裁判手続きも一つの方法です。
実際、自身で手続きを行っても、プロバイダ側が削除や発信者情報開示に任意に応じてくれる可能性は低い傾向にあります。
そのため、裁判所を利用して、記事やサイトの削除を求める申立てをする方法があるのです。
裁判を利用するため、ほとんどの場合、記事やサイトの削除ができます。
しかし、慎重な手続きが必要になるため、時間も手間もかかる点でデメリットです。
技術的な削除対応
削除依頼が難しい場合は、技術を用いての対応が可能です。
実際に削除までは難しくとも、サイトや記事が表示されにくくなります。
主に行われる対策は、サイトを表示されにくくするための逆SEO対策です。
逆SEO対策を行えば、削除したいサイトや記事は、上位に表示されにくくなります。
専門業者に依頼するため費用はかかりますが、管理者が不明である場合などに使いやすいです。
晒された個人情報を削除依頼する方法

個人情報がサイトや記事に晒された場合の削除依頼方法について解説します。
もしも個人情報が晒された場合は、どこに晒されているのかをチェックしましょう。
どこに晒されているかによって、削除依頼方法は異なります。
たとえば、以下の3つです。
- Yahoo
- Youtube
それぞれの削除依頼方法について解説します。
Googleの削除依頼方法
Googleに掲載されているサイトを削除する際は、Google側に削除依頼を行えます。
ヘルプページにて、サービスの問い合わせ窓口があるので、フォームから申請可能です。
ただし、Googleに削除依頼を行った場合でも、すぐに削除されるとは限りません。
時間がかかったり、削除されなかったりする場合もあります。
Yahooの削除依頼方法

Yahooの検索で個人情報が出てしまう場合、基本的にはサイト運営者とのやり取りになります。
Yahoo側に依頼して削除を行えるのは、Yahoo知恵袋やYahooニュースなどです。
その他のサイトの場合、Yahooのヘルプページから相談できますが、削除されるとは限りません。
しかし、どうしても気になる場合は、一度Yahooに問い合わせしてみるのも、一つの手段です。
YouTubeの削除依頼方法
YouTubeに個人情報が晒された場合も、削除依頼は可能です。
YouTubeのプライバシーガイドラインでは、本人の同意なく個人情報を晒すことは、違反となっています。
そのため、YouTubeの運営に違反報告をすれば、強制的に動画削除が可能なのです。
ただし、動画はすぐに拡散されてしまうため、コピーされたコンテンツに関しては、100%の削除は難しいと言えるでしょう。
誹謗中傷の削除依頼方法

サイト上の誹謗中傷や名誉棄損についての削除依頼方法を解説します。
主な方法は、以下の3つです。
- サーバ管理者へ削除依頼
- ドメイン代行取得者に削除依頼
- サイト運営者に削除依頼
いずれも自身で行える方法ではありますが、弁護士などの専門家に依頼すると、高い確率で削除できます。
以下でそれぞれの方法を解説するので、誹謗中傷などでお悩みの際は、参考にしてください。
サーバ管理者へ削除依頼
サーバ管理者に削除依頼する方法は、プロバイダ責任制限法という法律に定められた手続きで削除を請求する方法です。
ただし、プロバイダ責任制限法というのは、発信者情報の開示請求について定められている法律であり、情報の削除を求められる権利ではありません。
問2 :プロバイダ責任制限法は情報の削除を求めることのできる権利を定めたものですか。
答 :プロバイダ責任制限法はプロバイダ等の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示請求について定めた法律であり、情報の削除を求めることのできる権利を定めたものではありません。
引用元:総務省|インターネット上の違法・有害情報に対する対応(プロバイダ責任制限法)|プロバイダ責任制限法Q&A
また、サーバ管理者が海外の事業者である場合、日本の法律が適用されないため「プロバイダ責任制限法」が使えません。
ドメイン代行取得者に削除依頼

ドメイン代行取得者への削除依頼は、誹謗中傷などを掲載しているサイトのドメイン自体の削除を求める方法です。
ドメイン登録代行業者にドメイン登録手続きを代行してもらいます。
ただし、この方法は、個人が開設・運営している際tに有効的な方法です。
ブログサービスなどを使った記事などの場合は、ドメイン自体の抹消はできません。
サイト運営者に削除依頼
誹謗中傷や名誉棄損の記事やサイトにおいても、本人に記事を削除してもらう方法が可能です。
とくに有効的なのが、内容証明郵便を送付する方法。
ただし、内容証明郵便は、相手の住所や氏名がわかっていなければいけないため、相手の情報を特定するところから始めなければいけません。
専門的な知識も必要になるため、手間も時間もかかってしまいます。
まとめサイトの削除依頼方法

まとめサイトにおいても、削除依頼方法があります。
まとめサイトには、多くの誹謗中傷やコピペ記事などが投稿されており、頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。
しかし、まとめサイトのほとんどは運営者に直接連絡できます。
以下で具体的な削除依頼の方法を解説するので、まとめサイトから記事などを削除したい際の参考にしてください。
まとめサイトへ削除依頼をする流れ
前提として、まとめサイトの記事を削除するには、プライバシー侵害や著作権侵害など、記事の問題点を指摘しなければいけません。
そのため、問題となる部分は、しっかりメモやスクリーンショットを撮っておきましょう。
具体的な流れとしては、まず、お問い合わせ先を確認します。
多くの場合、まとめサイトの下部にお問い合わせフォームが設置されているので、確認してみてください。
サイト上にお問い合わせフォームがない場合は、SNSなどでまとめサイトの管理人を探してみましょう。
まとめサイトの管理者の連絡先がわかったら、削除依頼のメールを送ります。
メールを送る際は、以下の情報を入れておきましょう。
- URL
- 該当箇所のコピペ
- 削除してほしい理由
- 被害が生じている場合は被害内容
ほとんどの場合「名誉棄損」「プライバシー侵害」「著作権侵害」が当てはまります。
感情的に強く伝えるだけでは削除されない可能性があるので、端的に「どのような問題があるか」をわかりやすく伝えましょう。
Googleへの削除依頼方法

Google検索でヒットするサイトなどのコンテンツは、Googleへ依頼して検索にヒットしないようにしてもらえます。
ただし、Google側で対応できるのは、すべてのサイトではありません。
コンテンツの種類によっては、削除できない可能性もあります。
以下で、Googleが削除する情報や注意点について解説します。
Googleが削除する情報
Googleが削除対応してくれるサイトやコンテンツは、いくつかに限られています。
主に対応可能なのは、以下のとおりです。
- 不本意な偽のポルノ画像
- 不当な削除方針が示されているサイトにある私個人に関するコンテンツ
- 一部の個人情報(PII)または晒し行為のコンテンツ
上記の内容については、Googleで削除してくれる可能性が高いです。
Googleに削除依頼する際の注意点
Googleは、サイトやコンテンツを完全に削除できるわけではありません。
Googleは、ウェブ全体の情報を収集して表示しているに過ぎないからです。
そのため、Google検索にヒットしないようにしても、コンテンツ自体はウェブ上に残ってしまいます。
Googleで検索されなくなっても、SNSなどには、コンテンツが表示されてしまうのです。
コンテンツ自体の削除は、Google側で行えません。
サイト削除依頼の方法はいくつも知っておくべき

サイトの削除依頼方法は、一つではなく、複数の方法を知っておくと良いです。
必ずしもスムーズにサイトが削除されるとは限りません。
とくに、管理者と連絡がとれない場合は、様々な方法でアプローチしていく必要があります。
いざというときのために、いくつもの方法を覚えておいてください。