Google検索結果の削除依頼方法は?詳しい手順から注意点を解説

google 検索結果 削除依頼

あなたはGoogle検索結果の削除依頼方法をご存じでしょうか。

この記事では、Google検索結果の削除依頼方法をわかりやすく解説いたします。

Google検索結果を削除するには、必要情報を削除依頼フォームに投稿しましょう。

詳しい手順や必要項目をまとめていますので、ぜひご覧ください。

その他にも、削除依頼する際の注意点やGoogleが対応してくれる可能性の高い情報について解説しています。

ぜひ最後までご覧いただき、検索結果の削除依頼方法を理解しましょう!

Googleが削除対応する可能性の高い情報

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まずはGoogleが削除対応してくれる可能性の高い情報の種類を確認します。

Google検索で個人情報を見つけ、以下の6点のいずれかに該当した場合、削除依頼を出しましょう。

  • 同意のない、露骨なまたはわいせつな個人画像
  • 不本意な偽のポルノ画像
  • 不当な削除方針が示されているサイトにある私個人に関するコンテンツ
  • 一部の個人情報(PII)または晒し行為のコンテンツ
  • 未成年の画像
  • 自分の名前とは関係なく Google 検索の検索結果に表示されるポルノ画像

※引用:Google検索ヘルプ

上記に該当する個人情報を本人、または権限のある代理人は削除依頼をだせます。

代理人が削除依頼を出す場合、代理権を行使できる説明が必要ですので、ご注意ください。

また、上記6点に該当しない個人情報を削除してもらえるケースもあります。

不当に晒された個人情報があった場合、削除依頼を検討しましょう。

Google検索結果の削除依頼方法

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Googleが削除依頼に対応してくれるケースを確認したところで、ここからは検索結果の削除依頼方法をご紹介します。

Google検索結果から削除依頼方法は、違反している項目によって異なります。

検索結果から個人情報を削除する場合、Googleが提供するサービスからコンテンツを削除する場合で削除依頼方法が異なるのでご注意ください。

それでは、順番に削除依頼方法を解説します。

検索結果から個人情報の削除依頼方法

まずは検索結果から削除依頼する方法を確認しましょう。

検索結果から個人情報を削除依頼し、実際に削除されるまでは5ステップあります。

  1. 削除依頼フォームから削除したいページを申請する
  2. 自動返信メールを確認する
  3. Googleの審査を待機する
  4. 追加で必要な情報がある場合、Googleからの情報提供依頼に応じる
  5. 削除要件を満たしていた場合、検索条件から削除されお知らせが来る
    削除要件を満たしていない場合は、簡単な説明と追加で削除依頼する際に役立つ資料が届く

順番にご紹介します。

削除依頼フォームから削除したいページを申請する

初めに、Googleが用意している削除依頼フォームから申請します。

削除依頼フォームはこちらです。

必要情報を入力し削除申請することで、Googleに削除依頼します。

必要情報は以下の17点です。

※申請内容で異なりますので、実際にフォームからご確認ください。

  • 申請内容(検索結果に表示される情報の削除or検索結果に表示されなくする、必須)
  • 削除したい情報が掲載されている場所(検索結果のみorウェブサイトと検索結果、必須)
  • ウェブサイトに申請したか(必須)
  • 削除したい情報ジャンル(個人情報の種類、必須)
  • コンテンツが現在も表示されているか(必須)
  • 晒し行為を目的として公開されているか(必須)
  • 申請者氏名(必須)
  • 代理人が申請する場合、代理人氏名
  • 代理人と対象者の間柄
  • 申請者居住国(必須)
  • 申請者連絡先(必須)
  • 該当ページや画像のURL(必須)
  • 該当ページや画像が表示されている検索結果URL(必須)
  • 該当ページや画像が表示されているページのスクリーンショット
  • 該当ページや画像が表示される検索語句(必須)
  • 補足事項
  • 署名

上記をフォームに情報を入力し、送信することで削除申請は完了です。

削除したい検索結果がある場合は、上記17点の情報を準備しましょう。

自動返信メールを確認する

削除依頼が適切にできると、削除依頼時に入力したメールアドレスに自動返信メールが配信されます。

メールが届かない場合、適切に申請できていない可能性が高いです。

再度申請フォームに必要情報を入力し、入力に誤りがないか確認した上で再申請しましょう。

Googleの審査を待機する

google 検索結果 削除依頼

自動返信メールを確認できましたら、適切にGoogleへの削除依頼ができています。

該当ページや画像の調査には時間がかかりますので、しばらく待機しましょう。

複数申請しても結果が良くなる、審査が早くなることはありません。

審査が終わるまで、待機しましょう。

追加で必要な情報がある場合、Googleからの情報提供依頼に応じる

削除したい個人情報によっては追加で情報が必要な場合があります。

Googleからメールが届きますので、見逃さないようにご注意ください。

追加で必要な情報は要件によって異なるため、依頼文章を確認しましょう。

削除要件を満たしていた場合、検索結果から削除されお知らせがくる

必要情報が揃い、審査が完了し削除要件を満たしていることが判明した場合、検索結果から削除されます。

また、結果報告は検索結果から削除されてからです。

削除要件を満たしていると判明した時点ではないのでご注意ください。

お知らせを確認したら、実際に検索して削除されているか確認しましょう。

無事検索結果から削除されていれば、対応終了です!

削除要件を満たしていない場合は、簡単な説明と追加で削除依頼する際に役立つ資料が届く

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Googleが審査結果、削除要件を満たしていないと判断される場合があります。

削除要件を満たしていないと判断された場合は、削除要件を満たしていない理由の簡単な説明を受けるので確認しましょう。

また、追加で削除依頼する際に役立つ資料が届きます。

削除要件を満たしていないと判断されても2つ情報が手に入るので、2つの情報を活用し再度削除依頼を出してみましょう。

※再度申請しても通らない場合がありますので、ご留意ください。

Googleが提供するサービスからコンテンツの削除依頼方法

Googleが提供するサービス(GoogleMapやYouTube)に個人情報が晒された場合、コンテンツ自体の削除申請ができます。

対象のGoogleサービスは以下の7点です。

  • Google検索/Google画像検索
  • Bloger/Blogspot
  • Googleマップ
  • YouTube
  • Google広告
  • Google Photo
  • Googleショッピング

上記7点のGoogleサービスに法的問題のあるコンテンツはこちらのフォームから削除依頼できます。

名誉毀損表現のコンテンツなどはこちらから申請しましょう。

フォームに表示される項目に答えていくと、連絡先や該当コンテンツ報告ページに遷移します。

どの法律に違反しているかでコンテンツ報告ページは異なるので、フォームの回答にご注意ください。

該当コンテンツ報告ページでは、必要情報や資料の提出が求められるので、事前に準備しておきましょう。

著作権侵害の場合、求められる情報は以下の11点です。

※掲載コンテンツ、違反している法律で必要項目が変わるので、実際にフォームを確認しましょう。

  • 氏名(必須)
  • 会社名
  • 著作権所有者(申請者が本人である確認、必須)
  • メールアドレス(必須)
  • 国/地域(必須)
  • 著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明(自身の著作物である説明、必須)
  • 当該著作物が許可を受けて掲載されている場所
  • 権利を侵害している著作物の場所(URL、必須)
  • 宣誓供述書(著作権保有者が無断利用されているための申請であるか等、必須)
  • 署名(署名日・署名、必須)
  • reCAPTHA

必要情報を事前に準備し、削除依頼を行いましょう。

申請してからの流れは、検索結果から個人情報を削除する場合と同じです。

Google検索結果の削除依頼をする場合の注意点

Google 検索結果 削除依頼

Google検索結果の削除依頼方法を確認したところで、ここからは削除依頼する場合の注意点をご紹介します。

紹介する注意点は以下の3点です。

  • 必ず削除依頼が通るとは限らない
  • 検索結果から消えるだけで、完全に削除できるわけではない
  • 削除依頼の履歴が残ってしまう

順番にご紹介します。

必ず削除依頼が通るとは限らない

先ほども簡単に触れましたが、削除依頼をしても削除されない場合があります。

削除申請をすれば絶対解決するわけではないのでご注意ください。

検索結果から削除できなかった場合は、サイトからの削除を検討しましょう。

検索結果から消えるだけで、完全に削除できるわけではない

Google検索結果から削除されても、該当ページはインターネット上に残っています。

そのため、URLに直接アクセスやブックマークから遷移などするとアクセスできるのでご注意ください。

また、ウェブページが残っていると、転載も容易ですので根本的な解決はできていません。

削除依頼の履歴が残ってしまう

Google 検索結果 削除依頼

申請者が個人の場合は大きな問題になりませんが、検索結果を削除するとインターネット上に履歴が残ります。

申請者が法人や企業の場合、安易に検索結果の削除依頼をだすと炎上の火種になるのでご注意ください。

検索結果の削除依頼が有効なケース

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検索結果の削除依頼の注意点を確認したところで、ここからは削除依頼が有効なケースをご紹介します。

検索結果から削除する際の注意点で確認したように、どのケースでも削除依頼が有効ではありません。

どのようなケースで検索結果の削除が有効か確認しましょう。

紹介するケースは以下の2点です。

  • 削除来が困難なサイトに個人情報が記載されている場合
  • 削除依頼に払う資金が準備できない場合

順番にご紹介します。

削除請求が困難なサイトに個人情報が記載されている場合

記載されている情報が明らかに法律違反でも、削除請求できない場合があります。

以下3点の条件を全て満たすサイトでは、削除請求する相手を特定できず、法的処置もとれません。

  • サイトの管理者がわからず連絡がとれない
  • ドメインの登録者が代行業者で、管理者の連絡先がわからない
  • サーバー管理会社が海外法人などで連絡がとれない

法的に対処する場合、「サイト管理者、ドメイン管理者、サーバー管理者」のいずれかに削除請求します。

そのため、いずれもわからない場合は削除請求できず、法的に解決できません。

削除請求できないサイトに個人情報が記載された場合は、検索エンジンに削除依頼しましょう。

検索エンジンから削除されると、不特定多数に晒されている状態を回避できます。

削除依頼に払う資金が準備できない場合

インターネット掲示板などに多くの個人情報書き込みがある場合、弁護士費用が高額になります。

弁護士費用の相場は1ページあたり5〜20万円です。

そのため、多くのサイトで書き込間れている場合、非常に高額となってしまいます。

弁護士費用を準備できない場合は、検索エンジンの削除依頼を検討しましょう。

Google検索結果の削除依頼方法を理解して泣き寝入りを無くそう!

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個人情報を晒されてしまっても、適切な情報を提供することで検索結果から削除できる可能性があります。

検索結果に個人情報がある場合は、まず削除依頼フォームから申請しましょう。

Google検索は非常に多くの人が使っています。

放置しているとすぐに情報が拡散されてしまいますので、早めに対応しましょう。